小学校は平成23年度から、中学校は平成24年度からの新学習指導要領全面実施に向け、各小・中学校では移行措置の趣旨に添った適切な教育課程の編成及びに実施が行われるように教育活動に取り組まれていることと存じます。
さて、平成21年4月1日より教育センター2階に、子育て支援課の療育相談、養護・虐待相談と教育センターの教育相談が一緒になり、児童相談センターが開設されました。相談の一元化を目指し、幼児期から就学後まで情報が途切れることのない相談体制作りをいたしました。そのために、就学相談を含めた特別支援教育推進事業を指導室から教育センターに移管いたしました。また、児童・生徒用と教師用のコンピュータで分かれていた情報教育推進事業を指導室に一元化するなど、今後、益々重要性が高まる相談事業と情報教育の事業を再編し、充実を図ったところです。
以上の事業内容の変更をいたしましたが、伊勢原市教育センターは学校職員の皆さん方の主体的な研究、研修事業、教育相談、適応指導、特別支援推進事業、教育情報提供を平成21年度事業として推進いたします。
『日々新』中国の殷の湯王というかたは「まことに、日に新たに、日々に新たに、また日に新たなり」と言う言葉を洗面器に刻みつけて、日々の心を磨いたといわれているそうです。今日の心のはたらきを大切にし、そして充実した一日一日であるようにという心構えをもって向かうということが『日々新』です。教育センターにおきましても、『日々新』の心構えをもって、一つずつの事業に取り組んでいきたいと存じます。