新学期が始まり早々の4月8日(金)に臨時議案書説明会を開き、各学級に東日本大震災への支援の参加をお願いしました。4月14日(木)に行なわれた代表委員会では、全学級が被災地への支援に参加するということになり、本格的に活動をスタートさせました。主な活動は学用品と日用品の募集と募金活動ということになりました。 活動を始めるにあたって、ボランティアを募集しました。なんと118名もの児童が自らの意思で集まってくれました。応募の気持ちを聞いてみると、「何か被災地の人を助けるための活動をしたかったけれど、自分には手段がないので無理だと思っていました。でも、こうやって桜台小学校みんなで活動できると聞いて、自分も何か役に立ちたいと思って活動に参加しました。」と言ってくれました。まさにその通りだと思いました。一歩を踏み出したくても踏み出せない人はたくさんいると思います。その子どもたちの思いを生かすためにも今回のこの活動は意義のあるものでした。 ボランティアの児童は、支援物資の受け取り・仕分けと、募金に分かれて活動しました。とてもよく働いていました。私が手伝いをしていると、「次は何をすればいいですか。」と、聞きに来てくれました。中には、自ら仕事を探して自主的に活動している子もいました。とても頼もしいボランティアでした。募金活動の様子です。
みなさんのご協力のおかげで、鉛筆3200本、ノート600冊、消しゴム500個をはじめ、色鉛筆やボールペン、くつや体操服などたくさんの学用品と日用品が集まりました。募金活動では、46,154円も集まりました。本当にありがとうございました。みなさんから預かった学用品や日用品、そして募金は、4月29日に被災地の宮城県にある東松島市立宮戸小学校へ届けてきました。とても喜んでもらいました。寄せ書きを手渡しました。教頭先生には募金を手渡しました。
宮戸小学校の先生の話によると、地震発生後、避難場所になっている宮戸小学校に地域の方が急いで避難してきたそうです。その先生は、道路に出て、避難してくる人と車の誘導をしていたそうです。避難が終わり、ふと周りに目をやると、なぜかちょろちょろと水が流れてきて、変だと思い海の方に目をやると、ものすごい音を立てて津波が襲ってきたそうです。津波は10mを越え、海岸から700m離れた高台にある宮戸小学校のすぐ下にまできたそうです。以下の写真は、実際に行って見てきた被害の様子です。宮戸小学校の入り口です。ここから津波が襲ってきました。あまりの惨状に声を失いました。まさかここまでの被害だとは想像ができませんでした。たまたま出会うことのできた宮戸小学校の子どもたちです。ここの避難場所には、学用品とクツを渡しました。みんな笑顔で喜んでくれました。 どのような思いで私を受け入れてくれたのでしょうか。この子どもたちに少しでも多くの笑顔を取り戻してほしいという桜台小学校みんなの思いは伝わったでしょうか。津波による被害は私の想像を超えるものでした。あまりの惨状に、同行してくれた宮戸小学校の先生へかける言葉が見つかりませんでした。そして、被災地の方に「がんばってください」と言えなくなってしまいました。被害にあっていない私のかける「がんばってください」にどれほどの意味と、どれほどの力があるのか。頑張りたくても頑張れない状況に立たされている人たちに、どのような顔をして、何を話しかければいいのか迷いました。こんな経験は初めてでした。ただ、今なら言える気がします。それは、被災地の方とふれあい、様々な話を聞くなかで、「この人たちを支えたい、この人たちを助けたい」と、本気で思うことができたからです。現地へ行くまでは、どこか他人事のように考えてしまうところがありました。しかし、実際に見て聞いて変わりました。「ここに住んでいる人たちは本当に助けを求めている。同じ日本人としてこの人たちを支えたい。この人たちにいつか本当の笑顔がもどる日まで、私たちは支え続けなければいけない。」と、思ったからです。桜台小学校では、これからも東松島市立宮戸小学校とその地域の方に、少しでも多くの笑顔を取り戻してもらえるように、全校をあげて活動をしていきたいと思っています。
(桜台小学校教諭 高橋了士)以下は、児童代表の書いた手紙の文章です。東松島市のみなさんへ
こんにちは。はじめまして。私たちは神奈川県にある伊勢原市立桜台小学校の児童です。みなさん、お元気にされているでしょうか。桜台小学校では、被災されたみなさんのために私たちの力で何かできないかと考えて、全校のみんなの意見を聞いて、学用品を送らせてもらうことにしました。桜台小学校には810人の仲間がいます。その一人一人が協力してくれた結果、みなさんに送るたくさんの学用品が集まりました。使ってもらえたらうれしいです。宮城県と神奈川県では実際には距離がありますが、心はいつもすぐそばにあるんだと思っています。私たちにできることは小さいことかもしれないですが、全力で協力していきたいと思っています。私たちは、みなさんの笑顔が少しでも増えていってくれたらうれしいなという思いで活動していきます。もし、他に必要なことがありましたら連絡をください。お待ちしています。がんばれ東北!がんばろう日本!がんばります桜台!ファザーの夏祭りとの共催