伊勢原市立大山小学校
 
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2009/06/07から

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1 はじめに

 今から78年前の昭和2(1927)年のひな祭に、アメリカ合衆国の子どもたちから日本の子どもたちに人形が贈られました。当時、アメリカ合衆国と日本の関係が悪くなってきたことを心配した宣教師のギューリック氏が、日本に人形を送ろうと全米に呼びかけたことがはじまりでした。氏は長年日本で暮らし、大の親日家でした。それにこたえて12,739体の人形が集まり、日本のひな祭りに合わせで全国の小学校や幼稚園に送られました。
 当時の日本では、西洋人形は大変珍しく、野ロ雨情の「青い目の人形」という童謡が流行したことに相まって、各地で盛大な歓迎会や人形を囲んだひな祭りが行われました。
 「世界の平和は子どもから」をスローガンに集められた人形は「友情人形」と呼ばれ、日本とアメリカ合衆国との友好の象徴・平和の架け橋として両国の人々たちの間に広がっていきました。
青い目の人形を受け取った日本の各学校は、返礼の品を送りたいとして、一人一銭の寄付を募り、当時の金額で一体約350円(人形150円、衣装150円、持ち物50円)の市松人形が答礼人形として58体アメリカへ贈られました。  
 ところが、昭和16(1941)年、日本はアメリカ合衆国との戦争を始め、日本国内での青い目の人形は次第に不安定な立場へと追い込まれました。友情交流のために来日した青い目の人形は敵性視され、その多くが処分され、終戦後、青い目の人形は人々の記憶の中から忘れ去られてしまいました。
 戦後の復興から高度経済成長へと人々の暮らしにもゆとりが出始めた昭和48(1973)年、群馬県東小学校で青い目の人形が突然姿を現しました。それはかつての教諭が密かに保管していた人形でした。このエピソードはNHKで「人形使節メリー」として放映されました。
このことがきっかけとなり各地で人形が見つかり始めました。そして、各地で「人形を守る会」などが発足し、青い目の人形の調査・研究が進められてきました。現在、全国で322体が確認され、神奈川県内では12体が確認されています。
 

2 大山小学校の人形「ルース・ジェン」について

 

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