1日遅れで運動会を実施することができました。
今年度のスローガンは「赤白と 勝っても負けても 笑顔咲く」
「笑顔咲く大山小学校」らしいスローガン。
このスローガンのもと、運動会本番に向けて、ダンスやリレー、応援など様々な練習を頑張ってきました。
迎えた当日、代表児童の「今年も、地域のみなさんとの運動会はできないけど、私たちの思いが地域のみなさんに届くようにがんばりたい」との言葉で運動会が始まりました。
「1コース〇〇さん」と1人1人呼名されてから走る徒競走。「はい」の返事と笑顔。
小さくてかわいい低学年の走りから、力強い高学年の走りまで、あっという間の16レースでした。
高学年玉入れは、的が「カラーコーン」「ミニコーン(得点2倍)」「プラカップ(得点3倍)」と小さくなって難易度が上がっていく面白い競技でした。結果はまさかの同点!「勝っても負けても」だけでなく「引き分けでも笑顔咲く」でした。
低学年は「チェッチェッコリ」の音楽に合わせたかわいい踊りと、その合間の玉入れが楽しい競技。踊る子どもたちも、見る大人も、みんな笑顔。
保護者対子どもの「スーパーつなひき」では、大山小OB・OGの中学生が、1戦目は小学生チーム、2戦目は大人チームに助っ人として参加し、勝利に導いてくれました。
続く低学年ダンス。軽やかな曲に合わせて、とびきりの笑顔でボンボンを振って踊る姿に、大人たちはメロメロ。元気を分けてもらって笑顔の輪が広がっていました。
高学年のエイサーでは、凜々しい姿に目を奪われました。ふと周りを見ると、「ここまで大きく、たくましく育ってくれて、感動!」という表情の保護者の方々がたくさんいました。そして教員も同じ。みんな優しい笑顔になった時間でした。
親子競技のだるま運びでは、なかなか上手く運べないにもかかわらず、みんな笑顔。「できない」も人を楽しくさせてくれることを実感しました。
鼓笛では、全体への責任感から「失敗できない」と、表情が硬くなっている子も多かったようです。ただ、全曲終わったときの安堵した笑顔を見ることができました。大きな山を登り終えたような達成感を感じているようでした。
そして最後の種目、全校リレー。バトンパスでは「できた」よりも多くの「できなかった」があったと思いますが、力一杯走ったことはみんな同じ。やりきった笑顔が、運動会を爽やかに締めくくっていました。