「いいよ、それで! 足、上がってきてる!」
互いの技を見合い、学び合い、グループで一連の表現を作り上げる「シンクロマット」の学習に5・6年生が取り組みました。
体育の中でも、器械運動は、得意、不得意がはっきり分かれ、全員が意欲的に取り組むのが難しい分野です。でも、この「シンクロマット」に取り組む子どもたちは、どの子もみんな笑顔です。それぞれが出来る技を組み合わせ、音楽に合わせて集団演技を作っていく中で「より良いものにしていきたい」という思いをグループみんなが共有しているからです。一人ひとりが「もっと上手くできるようになりたい」と思い、教え合い、学び合う姿が自然に生まれます。全体をこうしていったらいいという話し合いも活発になります。その背景には、その場での演技の振り返りを可能にするタブレットの活用や、短時間で活動をローテーションする、教師側の授業の工夫があるのです。
主体的に学び合う子どもたちの生き生きとした姿を広げていけるよう、これからもよりよい授業作りを目指していきます。